子ども心理 基本/プラチナコース
◆テキスト名: こどもの心理学者テキスト01
◆該当ページ: 42
◆該当行数: 18
子供の意思を尊重し、自立を促すような接し方
の後の()のなかの
~が終わったら自由に遊んでいいよ、など
について。
この言葉かけ、働きかけがなぜ、意思を尊重し、自立を促すことになるのかもう少し具体的なご説明が欲しいです。
~が終わったら
自由に遊んでいいよ、は、子供のやりたいことを
尊重、意思を尊重になるのかなと思いますが
常に、
これをしたら、こうしてよいよ、
という人参をぶらさげるやり方は、簡単なのでついやってしまうますが、本当にこれは正しい接し方なのか長年疑問に思っていました。
自分の子育てには散々使ってしまい、終了してしまいましたが、
今私は何十年もピアノを教えるということで沢山の子供たちと関わる仕事をしています。
言うことを上手く聞くことが出来ない子にこの接し方をついついまたしてしまいがちなのですが、内心大丈夫か不安でした。
もう少し詳しく教えていただけると助かります。
回答
例えば「なぜきつい思いをしてまで今これをしないといけないのか」「しないとその後どうなるのか」などを説明した上で、自立を促すような接し方をすると良いでしょう。
ちゃんと話した上で、「〇〇が終わったら自由に遊べるから頑張ろうね!」という言葉かけをします。
目に見える形や、イメージしやすい言葉で目標を作ってあげるのは、わかりやすい方法です。
実際に、小学校くらいまでの子どもにとって、ご褒美や自分の何かをやりたい時間があるというのは、目標を明確にし、やる気を湧かせるものです。
しかし、なにかにつけて自立を促すような接し方などで解決するのは、良くないです。
できるだけプランをもって「これに関してだけは」と決めておくといいでしょう。