A
①鶏皮を取り除くことで鶏肉の脂肪分は約50%カットされます。
そのため、カロリーが気になる場合は取り除くのが良いでしょう。
ただ、鶏皮には女性の肌の味方「コラーゲン」がたくさん含まれています。
コラーゲンは20歳を過ぎると減少し始め、自分の力では再生できなくなると言われています。また、鶏肉の脂肪は他の脂肪と違って、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールは減らさないという実験報告もございます。
②いくつかのポイントを抑えた上で、冷凍食品を活用されると良いでしょう。
【味付けが濃くないか】
幼児期にしょっぱいものや味の濃いものばかり食べ過ぎると、大人になってからも濃い味を好む傾向があります。のちに肥満・やせ、生活習慣病などの予防にもつながります。「調理済み」の冷凍食品は味がしっかりつけられた商品も多いです。味付けが濃いものは、その味付けを活かした料理にアレンジすると良いでしょう。
【原材料・原産地】
生鮮食品と生鮮食品に近い加工食品は、原産地の表示が義務付けられています。以前、中国産の食材に基準値を超える残留農薬が検出される事例がありました。生鮮食品では外国産よりも国産の食材を購入する人が多く、代わりにお弁当や冷凍食品などの加工品に外国産原材料が使われることが多いです。外国産がいけないということではなく、原材料や原産地を確認して見極めて選ぶようにしましょう。
【食品添加物や保存料の有無】
冷凍食品は、保存料を使う必要がありません。−18℃以下の低温で保存すると、腐敗や食中毒の原因となる細菌が活動できないため、保存料やそれに代わる食品添加物を使用する必要がありませんが、冷凍食品に限らず、加工食品には必要に応じて食品添加物が使われています。食品添加物の役割は見た目や味を良くするほか、保存性を高める目的もあります。着色料や香料は使われていることが多く、中には健康を害するものが含まれているものもあります。食べてもすぐに人体に影響はありませんが、体の小さい子どもにたくさん与えるのは好ましくありません。素材そのものを冷凍した冷凍野菜のような商品より、味がしっかりつけられた「調理済み」商品の方が多くの添加物が使用されています。調理の工程がシンプルなものを選ぶなど、必要以上には摂取しないようにしましょう。
【アレルギー物質が含まれていないか】
食物アレルギーを起こす原因となる27品目は、アレルギー物質として表示されています。症状が多いものとアナフィラキシーショックのように症状が重篤になるものの7品目は特定原材料として表示が義務付けられています。また症状が少ない、または症状が軽いと思われる20品目は特定原材料に準ずるものとして表示を推奨されています。
必ず表示される7品:卵、エビ、カニ、乳、小麦、そば、落花生
表示がすすめられている20品:アワビ、イカ、イクラ、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、サケ、サバ、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、松茸、モモ、山芋、リンゴ、ゼラチン