【質問】
甘酒をつくるときは60℃以上にならないように注意する必要がありますが、
飲むときにも60℃以上にならないようにしないと、酵素などの効力は失われますか?
【回答】
甘酒を作る際には、確かに60℃以上にならないように注意する必要があります。
これは、60℃以上になると酵素(特にアミラーゼ)が失活し、糖分の生成が停止してしまうためです。しかし、飲む際に甘酒を温めることは一般的であり、問題ありません。
甘酒に含まれる酵素は、発酵過程で主に糖分の生成に関与しており、飲む際の効果は限定的です。したがって、甘酒を飲む際に60℃以上に温めても、酵素の効力が失われることによる健康効果への影響はほとんどありません。
甘酒は、そのまま冷たく飲んだり、温めたりしても美味しく飲むことができます。
また、甘酒はビタミンB群や、乳酸菌、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているため、健康飲料としても人気があります。飲む温度によって、
酵素の効力が失われることがあっても、他の栄養素や健康効果を楽しむことができます。