施工図①杭伏図 通り芯 基礎芯 画層分け

【杭伏図】

①杭伏図に表記してある円と点線の□と二重の円の意味を知りたい。

→円は杭の外形、点線は基礎のフーチングです。

 

②円で囲まれている点線の□には寸法が入っていないが定規をあてて、縮尺を考えて描くということか。また寸法を入れる場合と入れない場合の違いはなにか。

→円で囲まれている点線の□が図面ではなさそうです。「円を囲んでいる点線の□」ということで回答いたします。

円の表示は杭を示しています。それぞれ、「<P*>」(*は数字)の添字があります。これらは別途杭の詳細図があり直径等の数値を指定しているはずです。こちらの図面を書く際の資料に杭の詳細図がないようでしたら、おっしゃるとおり定規で測り描きます。

寸法を意図的に入れていないのは、同じ図形の繰り返しなので省略する場合、別途詳細図がありそちらで確認できる場合などです。

 

③芯以外のもので点線で表記するものと、実線で表記するものの違いは何か。

→一般的には、実践は杭、壁、柱、サッシなどの外形に用います。点線は、見え掛かりになるものに用います。対象の図面だと参考にしたい基礎フーチングの外形を描いているものと思われます。なぜなら、杭は基礎フーチングに納まっている必要があるためです。

 

④この図面における画層分けの一例を知りたい。

→一例を示します。

0:通り芯

1:基礎芯

2:杭外形

3:基礎外形

A:文字

E:寸法

F:図枠

【基礎伏図】

⑤通り芯と基礎芯の違いは何か。

→通り芯は、設計上の基準線

基礎芯は、基礎の施工上必要な基準線です。工事の際は、通り芯から何mmずれたラインに基礎が通るという場合がよくあるため、図面上記載しておくことも多いです。

 

⑥この図面における画層分けの一例を知りたい。

→一例を示します。

0:通り芯

1:基礎芯

2:杭外形

3:躯体外形(フーチング、基礎梁、柱、壁)

A:文字

E:寸法

F:図枠

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