食育 脂質 炭水化物 エネルギー 降圧剤服用増加

食育プラチナ 1 47(3) 19 (16)

【質問内容】

① 脂質は、炭水化物やタンパク質よりエネルギーを発生させることができるのに、
エネルギー源にするのは、炭水化物を優先して摂取するのは何故ですか?
②  降圧剤服用率10%増加は、薬の服用者を増やすという解釈で合ってますか?

【回答】

① 炭水化物は、体内で容易にエネルギー源として利用されるため、身体の活動や代
謝に必要なエネルギーを迅速に供給できます。一方、脂質は炭水化物に比べて分解や
代謝がより複雑であり、エネルギー供給には時間がかかる傾向があります。

炭水化物は体内に貯蔵されるグリコーゲンとして蓄えられ、身体が必要なエネルギー
をすぐに利用することができます。特に高強度の運動や一時的なエネルギー需要の際
に重要な役割を果たします。

一方、脂質は体内に脂肪として貯蔵され、比較的長時間の持続的なエネルギー供給に
活用されます。脂質はより高いエネルギー密度を持っており、長時間の運動や持続的
なエネルギー需要を満たすために利用されます。

このような特性から、一般的には身体の活動やエネルギー需要に応じて、炭水化物を
優先的に摂取することが推奨されます。炭水化物は即効性のエネルギー源として役立
ち、脂質はより長時間のエネルギー供給に寄与すると考えられています。

② 降圧剤服用率の10%増加が薬の服用者を増やすという解釈は一般的には合っていま
す。降圧剤は高血圧の治療に使用される薬であり、血圧を正常範囲に下げる効果があ
ります。降圧剤の服用率が増えれば、高血圧患者が治療を受ける割合が増えることに
なります。

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