お肉 羊肉, 牛肉,豚肉,コレステロール,カルニチン,

【ファイル名】
お肉テキスト
02P48から

【質問内容】
質問②
羊肉にコレステロールを下げる「カルニチン」が豊富に含まれると書いてありますが、「牛肉」「豚肉」にも含まれると書いてありました。
肉類(牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉、羊肉、鴨肉、等々)でそれぞれにカルニチンの含まれる量と多い順番と肉の種類によって身体に対しての働き(作用)が違うのであれば教えていただきたいです。

質問③
鴨肉の脂肪は冷めても固まらないと書いてありますが、馬肉や羊肉、などその他の肉類はどうでしょうか??
また肉類全てで不飽和脂肪酸の多い順番と量を教えてほしいです。

【回答】
質問②
カルニチンは脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ役割を果たし、エネルギー代謝に関与しています。
以下に、各種肉類に含まれるカルニチンの量を示します(100gあたりの含有量)

羊肉(ラム肉): 約210mg
牛肉: 約80-100mg
豚肉: 約20-30mg
鶏肉: 約5-10mg
馬肉: 約2-5mg
鴨肉: 約2-5mg

カルニチンの身体への働き
・羊肉(ラム肉): 最も多くのカルニチンを含み、脂肪の燃焼を促進し、エネルギー生成を助ける。
特にダイエットやスポーツパフォーマンス向上に役立ちます。
・牛肉: 高いカルニチン含有量で、脂肪代謝をサポートし、エネルギーを供給。
筋肉の維持や運動後の回復に効果的。
・豚肉: カルニチン含有量は中程度。エネルギー代謝に貢献し、体の持久力を高める効果があります。
・鶏肉: 比較的少ないカルニチン量ですが、脂肪代謝のサポートには十分。
・馬肉: 少量のカルニチンが含まれ、エネルギー生成に貢献します。
・鴨肉: カルニチン量は少ないですが、他の栄養素が豊富で、全体的な健康をサポートします。

質問③
・鴨肉: 鴨肉の脂肪は冷めても固まりにくく、常温でも比較的柔らかいままです。
これは鴨肉の不飽和脂肪酸の多さによるものです。

他の肉類の脂肪
・羊肉: 羊肉の脂肪は冷めると固まりやすいです。特にラムチョップなどでは顕著です。
・牛肉: 牛肉の脂肪も冷めると固まりやすいですが、部位によって異なります。リブロースなどの脂肪は冷えると固くなります。
・豚肉: 豚肉の脂肪は冷めると固まりやすいです。特にバラ肉の脂肪は冷えると固まりやすいです。
・鶏肉: 鶏肉の脂肪は比較的冷めても固まりにくいですが、羊肉や牛肉ほどの不飽和脂肪酸は含まれません。
・馬肉: 馬肉の脂肪は冷めると固まりやすいです。馬肉の脂肪は他の肉類に比べて少ないため、固まりやすさは相対的に低いですが、それでも冷えると固まります。

不飽和脂肪酸の多い順
不飽和脂肪酸の含有量が多い順に並べると以下のようになります(100gあたりの含有量):

鴨肉: 約7g
鶏肉: 約5-7g
羊肉: 約3-5g
牛肉: 約2-5g
豚肉: 約2-4g
馬肉: 約1-3g

不飽和脂肪酸は健康に良い脂肪として知られ、心血管系の健康を維持するために重要です。
特に鴨肉や鶏肉は不飽和脂肪酸が多く、健康に良い影響を与える可能性があります。

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